〔講師紹介〕
平成元年に中国放送(RCC)入社。
入社一年目から広島東洋カープ戦やサンフレッチェ広島の実況アナとして活躍するとともに、映画・出版など様々な分野で活躍中の広島県を代表するアナウンサ。
〔主な担当番組〕
ラジオの「平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま」,「ザ★横山雄二ショー」,「ザ★横山雄二ショー ポッドキャスト版楽屋トーク(インターネット放送)」やテレビ番組「ゴルフの花道」など
〔講演概要〕
今回は、『番組制作の裏側』というテーマで、RCCアナウンサ横山雄二さんのテレビ・ラジオ番組制作の視点等からIT利活用に対する思いを、おもしろくお話していただきました。
インターネットの世界では、著作権の扱いが明確になっていないため、著作権フリーの曲以外は使えない状況にある。以前、「ザ★横山雄二ショー ポッドキャスト版楽屋トーク」の中で、30年ぶりにリメークされた映画「犬神家の一族(監督:市川崑、主演:石坂浩二)」の話中に、「犬神家の一族」のテーマソングを口ずさんだが、著作権に違反する可能性があるので、取り直しとなった。インターネットの設備は充実してきたが、ルールがついてきていない。
30分のテレビ番組を収録する場合、1か月分をまとめて収録する。「ゴルフの花道」という番組では、午前と午後で2週間分の収録を行っている。その番組の視聴者から、「1ヶ月、同じ服を着ている。」との投書があった。また、番組の視聴者は、私が毎週ゴルフをしていると思っているようだが、1ヶ月で8ホール(1番組で2ホール)しかラウンドしていない。 
現在の放送業界は、地上デジタル放送への投資が大変である。こうした新技術を活用するためには、人間力が必要になってくる。技術を使いこなすのも人であり、技術につきあっていくのも人である。技術革新があると、いろいろなミスが起きる。FAXをはじめて利用した人が、お米を送ろうとした話もある。
この業界でも、以前は葉書を読んで放送していたが、FAXになり、今では、パソコンを見て話をしている。送り手の意識も変わってきた。葉書の頃は、50円の内容が書かれていたが、FAXでは10円の内容になり、今では、ただなので、1日何回読まれたかに重点が移ってきた。反面、交通情報はリスナーから送られてくる情報から、交通情報センターへ事故を確認するようになってきている。リスナーで成り立っているが、中には誤った情報もあるので、注意が必要である。
技術は、不便だと感じる皆さんの意見を聞いて、使い勝手が良くなっていく。放送局でも、ブログやツイッタが利用されている。以前、社会科の授業で先生が「針のないレコードができる。」と言っていた。その時、生徒は否定したが、翌年にCDが発売された。ポケットに携帯電話があるなど、こんな時代がくるとは思ってもいなかった。
しかし、技術にぶら下がってはいけない。難しいことを簡単に皆さんに伝えることが大切である。
改めて、ITの利活用について考える機会となり、約1時間、参加者全員が横山さん魅力に引き込まれ、有意義な時間を過ごすことができました。
講演会2 『ICTの高度化とOSSの利用動向』
(講師:木ノ原 誠司様(日本電信電話株式会社 理事 NTT研究企画部門 オープンソフトウェアセンター長))
〔講師紹介〕
広島県福山市出身。
昭和55年に日本電信電話公社横須賀電気通信研究所入社
その後,経営企画部門や研究部門に勤務するとともに、1998年の長野オリンピック開催にも携わる。平成18年から現職。
〔講演概要〕
今回は、『ICTの高度化とOSSの利用動向』というテーマで、OSSの現状と今後の取り組みや課題等について、約1時間にわたり大変有意義なお話をしていただきました。
木ノ原様のご了解を頂き,講演資料をホームページに掲載いたしますので、是非ご覧ください。
ご多忙の中、続く意見交流会にもご出席頂きました。来賓や会員企業の皆さまとOSSについて熱く語っておられたのが大変印象的であり、また当コンソーシアムの今後の取り組みについても多くのご示唆をいただきました。
[講演資料]
(3.25MB) クリックするとダウンロードが始まります。